みなさま、今年も早いもので、もう師走ですね。
突然ですが、ローマ字を使うときに「どっちだっけ?」と迷ったことはありませんか?
•TI? CHI?
•SHI? SI?
•TU? TSU?
今回は、そんな日本語のローマ字表記について、少しお話ししたいと思います。
先日、弊社社員のメールアドレスを新しく設定する際に、ベトナム人の通訳の方とやり取りをする機会がありました。
日本では、「ち」の発音をローマ字で表記する場合、**「chi」と「ti」**のどちらかを使うことがありますよね。
今回、メールアドレス作成時に「ti」を使用したところ、通訳の方がとても困惑した表情をされて、
「これは、私の名前ではありません」
と教えてくれました。
話を聞いてみると、ベトナム語にもローマ字表記はありますが、「ti」と書くと、日本人が想像する「ち」ではなく、そのまま**「ティ」**と発音されてしまうそうです。
さらにその通訳さんが、
「日本語って大変ですね。ひらがな、カタカナ、漢字、そしてローマ字……4種類も文字があるんですか? しかもローマ字の表記が2種類あるんですか?」
と驚いた様子で話してくれました。
言われてみれば、日本人は当たり前のように使い分けていますが、海外の方から見ると、かなり不思議で複雑に感じるのかもしれません。
ちなみに、今年はこの2種類あるローマ字表記**(訓令式とヘボン式)**について、ヘボン式ローマ字を「基本のローマ字表記法」とする改定も行われましたね。
日本人にとっては、4種類の文字を使い分けることはそれほど苦ではないかもしれませんが、外国の方が日本語を学ぶことは、想像以上に難しく、大変なことなのだと、今回の出来事を通して改めて実感しました。